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 安全にご使用いただくために/油圧シリンダ BACK

警告 
十分な知識と経験を持った人が取扱ってください。
 油圧機器を使用した機械・装置の組立や操作、メンテナンスなどは、十分な知識と経験をもった人が行っ
 てください。
火気を近づけないでください。
 油圧機器は引火性のある作動油を使用しているので、火災を引き起こす可能性があります。
安全確保するまでは、油圧シリンダの取扱い、取外しを絶対に行わないでください。
 ・油圧シリンダを取外す時は、安全処置がとられている事を確認し、油圧源の電源を遮断し、油圧回路内
  の圧力が無くなった事を確認してから行ってください。
 ・機械、装置の点検整備は被駆動物体の落下防止処置などの安全を確認してから行ってください。
 ・運転停止直後のシリンダの取外しは、シリンダの温度が上がっていますので、シリンダや油の温度が下
  がった事を確認してから行ってください。
 ・機械、装置を再起動する場合は、ボルトや各部の異常が無いか確認しながら、油圧源の圧力を低圧から
  設定圧力まで除々に上げてください。
人体に特に危険を及ぼす恐れのある場合には、保護カバーを取付けてください。
 被駆動物体およびシリンダの可動部分が、人体に特に危険を及ぼす恐れがある場合には、人体が直接そ
 の場所に触れることが出来ない構造にしてください。
減速回路やショックアブソーバが必要な場合があります。
 被駆動物体の速度が速い場合や質量が大きい場合、シリンダのクッションだけでは衝撃の吸収が困難な
 場合があります。その場合クッションに入る前で減速回路を設けるか、また外部にショックアブソーバを使
 用して衝撃の緩和対策をしてください。この場合、機械装置の剛性も十分考慮してください。
シリンダの固定部や連結部が緩まない確実な締結を行ってください。
 ・シリンダ金具の固定には所定のサイズと強度区分のボルトを使用し、指定の締付けトルクで固定してくだ
  さい。揺動形金具の場合は、規定のピンサイズのものを使用ください。不適切であったり、規定以外のサ
  イズの場合は、シリンダ推力やその反力でボルトが緩んだり破損する原因になります。
 ・取付部材は、剛性のあるものを使用してください。
空気抜きの調整時、空気抜きプラグを緩め過ぎないでください。
 空気抜きプラグを緩め過ぎると、シリンダから外れ、プラグが飛んだりね油が吹き出し、怪我をしたり、シリ
 ンダが誤作動することがあります。
非常停止時の挙動を考慮してください。
 人が非常停止をかけたり、停電などのシステム異常時に安全装置が働き、機械が停止する場合は、シリ
 ンダの動きによって人体及び機器、装置の損傷が起こらない設計をしてください。
仕様をご確認ください。
 ・本カタログ記載の製品は一般産業機械用部品、または製鉄機械用部品として設計製造されています。仕  様範囲外の圧力、温度や使用環境では破壊や作動不良の原因となりますので、使用しないでください。
 ・スイッチ等の電気部品については、動作不良や破壊、焼損の原因になりますので、負荷電流、温度、衝
  撃等仕様を十分確認してください。
製品は絶対に改造しないでください。
 異常作動によるケガ、感電、火災等の原因になります。
下記の条件や環境で使用する場合は、安全対策へのご配慮を戴くとともに、当社にご連絡くださいますよ
 うお願い致します。
 ・明記されている仕様以外の条件や環境、屋外での使用。
 ・公共の安全に係わる用途(例:原子力、鉄道、航空、車輌、医療機器、娯楽機器、緊急遮断回路、ブレー
  キ回路、飲料食品に触れる機器等)
 ・特に安全が要求される用途への使用。


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