注意
クッション調整の際、クッションバルブ・プラグをゆるめ過ぎると、油が吹き出して大きな事故につながることがあります。 |
■ピストン速度を50mm/s以下の低速から徐々に上げながらクッションを調整してください。
・クッションは出荷時に調整してありませんので、必ず調整する必要があります。
・最初からピストン速度を上げると異常サージ圧力が発生し、シリンダあるいは機械を破壊することがあり
ます。
・クッションバルブは抜け防止(先端ねじ径より大きい)構造となっています。
過度な力でクッションバルブをゆるめますとクッションプラグがゆるんで、油が吹き出して大きな事故につ
ながることがあります。これらのシリーズについては、クッションプラグはゆるめないでください。
|
 |
 |
■クッションバルブの調整手順 |
@スパナ等でクッションロックナットをゆるめてください。
注)クッションプラグは絶対にゆるめないでください。 |
 |
A六角レンチ等でクッションバルブだけを回します。
・右へ回す・・・クッション行程の速度が遅くなる。
・左へ回す・・・クッション行程の速度が速くなる。 |
 |
・シリンダに内蔵されているクッション機構は、シリンダが破壊しないためにつけられているものです。クッシ
ョン機構で吸収できない慣性力は外部への慣性吸収装置または、油圧回路上でご考慮ください。 |
Bクッションバルブの調整が終わったら、クッションバルブ
が動かないように六角レンチ等で固定しておいて、クッシ
ョンロックナットを締めてください。
(締付トルク:7〜8N・m)
注)過度の締め過ぎはクッションバルブを破損する場合が
ありますので、ご注意ください。 |
 |