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 油圧シリンダに関する使用上の注意事項/保管について BACK

■保管に対する配慮
 シリンダを保管する場合は、次の点に配慮してください。
 ・錆の発生。
 ・パッキンの永久ひずみ、劣化。
■保管場所
 ・直射日光、水分等から保護し冷暗所(MAX.37℃)にて、床面より30cm以上の所に保管してください。
 ・保管中のシリンダには振動や衝撃を加えないでください。部品が損傷することがあります。
■保管中の管理、点検
 @シリンダに作動油(防錆油入り)を封入し、ポート部はプラグにて密封してください。
  ・保管中にポート部を開いた場合は、作動油を入れ換えた上、再び密封してください。これを怠ると、チュ
   ーブ内面が錆びることがあります。
 A封入油を流動させ、パッキンの永久ひずみを少なくするために、3ケ月毎にシリンダを90°回転させるこ
   とを推奨します。
  ・長期保管後にシリンダを作動させて作動状態が異常な場合は、パッキン交換を行ってください。
  ・保管期間が1年以上経過したときは、シリンダの内部点検を行うことを推奨します。
 B再防錆処理
  納入後、1年毎に次の要領で再防錆処理を行ってください。
  ・内部防錆(シリンダ内面の防錆)
   シリンダ内の作動油(防錆油入り)を交換してください。
  ・外部防錆(機械加工面、露出部)
   機械との取付面やロッド先端ねじ部などの機械加工面には防錆油を塗布してください。また、ロッド摺
   動部やダストシール部はグリースを塗布し、油紙等で保護してください。

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