1.配線する時は、必ず接続側電気回路の装置電源を遮断して作業を行ってください。
・作業中に作業者が感電することがあります。また、スイッチや負荷が破損することがあります。
2.スイッチのコードには、曲げ・引っ張り・ねじりなどの荷重が加わらないようにしてください。特に
スイッチコード根元に荷重が加わらないよう、スイッチのコードをタイロッド等に固定するなどの処
理をしてください。
・コード断線の原因となります。特にコードの根元に荷重が加わると、スイッチ内電気回路基板が破損
することがあります。
・タイロッド等に固定する場合も締付け過ぎないようにしてください。コードの断線の原因となります。
3.曲げ半径はできるだけ大きくとってください。
・コードの断線の原因となります。コード径の2倍以上はとってください。
4.接続先までの距離が長い場合は、コードがたるまないように20cmぐらいの間隔でコードを固定
してください。
5.コードを地上に這わす場合は直接踏んだり、装置の下敷きになったりすることがありますので金
属製の管に通したりして保護してください。
・被覆が破損したりして、断線や短絡の原因となります。
6.スイッチから負荷や電源までの距離は10m以内にしてください。
・10m以上になりますと、使用時スイッチに突入電流が発生し、スイッチが破損することがあります。
突入電流対策については”接点保護上の注意事項”を参照の上、対策してください。
7.コードは他の電気機器の高圧線、動力源及び動力源用ケーブルと一緒に束ねたり、近くに配線
したりしないでください。
・高圧線、動力源及び動力源用ケーブル等からのノイズがスイッチコードに侵入してスイッチや負荷の
誤動作の原因となります。シールド管等で保護することを推奨します。
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