1.スイッチへの電源供給は必ず遮断してください。
・作業中に作業者が感電することがあります。また、スイッチや負荷が破損することがあります。
2.スイッチの使用電圧・電流及び接点開閉容量をこえる負荷は使用しないでください。
・電圧、電流仕様をまちがえますと、スイッチの動作不良や破損が起こることがあります。
3.スイッチには直接電源を接続しないでください。必ず小形リレー・プログラマブルコントローラ等の
所定の負荷を介して接続してください。
・回路が短絡し、スイッチが破損します。
・リレーは下記の形式または相当品のものを1個のみ使用してください。
オムロン:MY型 富士電機:HH-5型 和泉電気:RY型 松下電工:HC型
4.リード線色の色分けに従って正しく接続してください。
・誤配線を正さずに通電すると、スイッチが破損します。また、負荷も破損することがあります。たとえ
瞬間的な短絡であっても、スイッチ内電気回路の焼損につながります。
<接続方法>
1.基本接続
1)PLC(プログラマブルコントローラ)と接続する場合。
a)PLC内部に電源を内蔵している場合
・上図はDC入力形のPLCの場合の接続例です。
(詳細はPLCの取扱要領をよくお確かめください。)
・AC入力形のPLCの場合も同様ですが、”接点保護上の注意事項”の欄をよくお読みください。
b)PLC内部に電源を内蔵していない場合
・上図はDC入力形のPLCの場合の接続例です。
(詳細はPLCの取扱要領をよくお確かめください)
・AC入力形のPLCの場合も同様ですが、”接点保護上の注意事項”の欄をよくお読みください。
2)小形リレーと接続する場合
・保護回路については”接点保護上の注意事項”の欄をよくお読みください。
2.複数接続の場合
負荷との組合せは使用できない場合がありますので、スイッチの複数接続(直列、並列接続)は避けて
ください。
1)並列接続
下図のような回路となります。
・負荷との組合せでは表示灯がつかなかったりします。
・漏れ電流のあるスイッチでは、スイッチ出力の漏れ電流がスイッチの個数分増加しますので注意して
ください。
漏れ電流により負荷が動作したり、復帰しなかったりする場合があります。
・漏れ電流の和<負荷の復帰電流値となる様に設定してください。
・交流電源の場合も同様です。
2)直列接続
ANDユニット(直列ユニット)を使用すれば1台で最大8点の直列接続が可能です。
(詳細はANDユニットのカタログを参照ください)または、下図のような回路を推奨します。
スイッチ1個に対してそれぞれ小形リレーを介して、小形リレーの接点を直列に接続する。
・スイッチ同士を直列に接続するとスイッチ出力の内部降下電圧がスイッチの個数分増加しますので
注意してください。内部降下電圧が大きくなると負荷が作動しない場合があります。
・スイッチ同士を直列に接続する場合は、内部降下電圧の和<負荷の作動電圧値となるように設定
してください。
・リレーコイルの両端には必ず保護回路を接続してください。
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